卒業生の声

鳥栖商業高等学校卒業 今村 友恵 さん (平成27年3月卒)

 進学先:佐賀大学 経済学部

私は、高校時代吹奏楽部に所属し、部長を務めました。毎日、朝早くから放課後遅くまで練習していたので、勉強との両立は本当に大変でした。しかしそのことで、少ない時間も大切にしようと思うことができ、日商簿記2級をはじめ多くの資格を取得することができました。将来は、「商業高校の教師」になることが今の私の夢です。今がんばれば、将来そのがんばった分だけ楽しくなれると信じ、これからも努力します。

佐賀商業高等学校卒業 森 脇 壱 成さん(平成27年3月卒)

勤務先:九州旅客鉄道株式会社

 私は中学生の頃、高いレベルでサッカーをして全国大会に出ること、また高校卒業後就職したいと考え、佐賀商業高校を受験しました。高校時代に頑張ったことは、やはり部活動のサッカーです。3年間を振り返っても部活動を頑張った記憶しか思い出せないくらい必死に打ち込みました。

 中学生の皆さんも、部活動でも勉強でも資格取得でも何でもいいので、夢中になって取り組めるものを探してほしいです。そして夢中になれるものが見つかれば、それを3年間磨き続けて欲しいです。そうすればきっと、就職・進学試験のときに大きな武器になります。頑張ってください。 

杵島商業高等学校卒業 大曲こゆき さん(平成27年3月卒)

勤務先:九州電力株式会社(事務職)

私は資格取得や企業の即戦力となれるようなスキルを身につけたいと思い、商業高校に進学しました。在学中は前期のことはもちろん、挨拶や身だしなみといった「当たり前だけど普通校では教えられないこと」を身につけることもできます。また、商業高校には生徒一人ひとりと向き合い、それぞれに合った指導スタイルや進路を見つけてくださる先生が非常にたくさんいらっしゃいます。私もそんな先生方に助けられ、就職の夢を叶えることができました。日々を過ごしながら、商業高校に入学して良かったと心から思っています。

唐津商業高等学校卒業 小出 寿 さん 

勤務先:有限責任監査法人トーマツ(公認会計士)  ※佐賀大学卒業

毎年4月と5月は仕事の繁忙期にあたるため、不健康な日々が繰り返される。繁忙期は週1の休暇日を除くと、朝から夜中までひたすら業務用パソコンと向き合っており、気が滅入りそうになる。
もともと明確な目標があった訳ではなく、高校時代に簿記の資格を取得した事がきっかけとなり今の仕事に従事している。
目標のない繁忙期を繰り返す中で、ある日こんな疑問が出てきた。
「自分は何のために今の仕事をしているのか?」
生きるため、社会のため、幸せになるため、等々、自問自答してみると案外様々な答えが出てくる。しかし、どの答えもしっくりこない。
なぜだろう?考えていく中で一つだけ分かったことがある。それは、仕事を通じて人は成長していくということだ。
どんな仕事に就いても真摯にこなす。それは人として成長するために大切な姿勢だと信じている。

鹿島実業高等学校卒業 青木 圭 さん

勤務先:ニフティ株式会社 ※北九州市立大学卒業

私は高校時代、基本情報処理技術者試験などの国家試験を筆頭に、様々な資格試験へ挑戦。先生方や周囲の協力もあり、無事に合格することができました。
進路は大学進学を希望し、推薦にて大学へ入学をしました。高校時代から情報処理を専攻し、大学進学後も情報処理に関する勉強を続け、情報系の会社へ就職。システムエンジニア(SE)として働くことを希望していましたが、私はSEではなく事務系の総合職として働くこととなりました。最初は希望とは違う結果に肩を落としましたが、働き始めるとこれまで情報処理を勉強してきたことは無駄にはならず、むしろ情報化社会と切っても切り離せないコンピュータシステムに関する知識を持っていることが自分の強みとなっています。
中学生の頃、自分の強みが分からず、自分の可能性を試すために私は商業高校という道を選びました。様々な不安はありましたが、この道を選び、進んでよかったと感じています。(H14全国高等学校プログラム競技大会個人優勝) 

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